そばりえ

出雲そばの歴史

出雲地方のそば切りの歴史

出雲藩・松平家初代藩主松平直政が持ち込んだそば切り 寛永15年(1638年)信濃国・松本藩より松平直正公が転封され、このとき賄とともにそば切りの技術が出雲地方に入ったといわれています。出雲地方におけるそば切り以前のそば食は、そば粥、そば…

そば食の変遷

そば食の歴史は古く、縄文時代初期までさかのぼることができます。そばは生育が早く、古くは主に備蓄食品として植えられていました。 1)縄文時代 石の上で粉にして食したと想像されている。 2)弥生時代 朝鮮半島から脱穀具の竪臼(唐臼)が入り、…

江戸時代『出雲国産物名疏』に見る蕎麦

『出雲国産物名疏』(さんぶつめいそ)松江藩によって1736年〜1737年に編纂された隠岐を含む出雲地方の産物帳によると、蕎麦の種類は9種。今この中で栽培されているのは、「しなそば」と「おくてそば」の2種と考えられています。 ①「いらかた…